1971年の流行や出来事、音楽などを紹介

1971年、NHK総合テレビは全番組のカラー放送を実現しました。これによりニュースやドラマ、教育番組などあらゆるジャンルが鮮やかな映像で届けられ、日本のテレビ放送は本格的なカラー時代へと突入しました。

1970年代に流行したスマイルバッジは、1971年頃に日本で人気が沸騰。ニコニコマークとして親しまれ、サンスター文具などから多様なグッズが発売された。現在も販売されるが、かつてほどの流通はない。

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1960年代後半から1970年代にかけて、ボウリングの一大ブームが巻き起こり、社会現象となる程であった。
その火つけ役は当時のスタープロたち、須田開代子や中山律子らであった。
全国の街中にボウリング場が乱立し、子どもからお年寄りまで広い層から爆発的な人気を博し、ボウリングシャツ、ボウリングシューズも流行した。
しかしボウリングブームは長続きせず、1972年時点で全国に4000近くあったボウリング場も年々人気が下降し、2000年には1000程度まで減少してしまった。

尾崎紀世彦の「また逢う日まで」は、1971年3月5日にリリースされ、オリコンシングルチャートで9週連続1位を獲得しました。これは尾崎紀世彦にとって初の、そして最大のヒット曲となり、1971年度のオリコン年間シングルチャートでも3位を記録。売上枚数は100万枚を突破するミリオンセラーとなりました。
その年の第13回日本レコード大賞では大賞、第2回日本歌謡大賞でも大賞を受賞し、尾崎紀世彦は同年末のNHK紅白歌合戦に白組トップバッターとして初出場を果たしました。まさに1971年を代表する国民的な大ヒット曲と言えるでしょう。

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『男はつらいよ 寅次郎恋歌』は、1971年の年間邦画興行収入で上位に入るヒットを記録しました。この作品から、お盆と正月の年2回公開というシリーズの定番パターンが確立され、シリーズが松竹のドル箱作品となるきっかけとなった。

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『日本人とユダヤ人』は、イザヤ・ベンダサン（実は日本人評論家の山本七平のペンネーム）が、ユダヤ人の視点から日本人の国民性や文化を論じた比較文化論のベストセラー。
本書は、砂漠の民であるユダヤ人と、モンスーン地帯に住む農耕民族である日本人という対照的な背景を持つ二つの民族を比較することで、日本人の特性を浮き彫りにした。当時の日本社会に大きな衝撃を与え、多くの議論を呼び、日本人が自らの文化や国民性を客観的に見つめ直すきっかけを与えた一冊。

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